2017年6月2日(金) 7:00-9:10pm トリフォニー
ガブリエル & エヴァ、中江早希 (S)
ラファエル & アダム、多田羅迪夫 (Bs)
ウリエル、櫻田亮 (T)
合唱、コーロ・リベロ・クラシコ・アウメンタート
鈴木秀美 指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団
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(duration approx.)
第1部 第1日+第2日+第3日+第4日 11+9+8+7
第2部 第5日+第6日 24+13
Int
第3部 13+11+4
アダムとエヴァの神への賛歌
エデンの楽園の美しい光景/アダムとエヴァの愛の語らい
エピローグ
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充実の演奏で存分に楽しめました。
導入部の混沌の描写からオーケストラが鳴り切っている。アクセントがよく効いている演奏で、4拍目の入りが鋭い。明瞭な響きでモヤモヤするところがない。それにオケが束で地の面を感じさせるもので床が地球の面のような音場となる。素晴らしい。
ドラマチックでエッジのきいた演奏は大変な迫力、リブレットを時々追いながら聴き進む。
1日目の混沌がこれほど明瞭というのも不思議なものだが、ハイドンの巨大な世界がくっきりと浮かび上がりまことに気持ちがよい。あっというまに4日まで出来上がった。
コーラスはプロアマ混成というが、ピッチが正確、芯がある歌いっぷりで締まっている。ソリストに続く4人目というレヴェルの動きで一つの個体のように聴こえてくる。音楽が生きていますね。
そのソリストたちの歌は3人とも肩の力が抜けたものでよくとおる。ガブリエルの中江さんの歌が天に抜けるような美しさだ。
ポーズをとって2部。5日目と6日目、1日ずつが長い。リブレットチラ見で聴く、生まれることの表現、なんだかリアリティーを感じる。ソリスト連のレチタティーヴォはコクがあって味わい深いもの。それに清らかな合唱が加わる。6日目は春のような気持ちになってくる。明るくて力強い。リブレットを見ながら一緒に歌いたくなった。
人間が出来上がったところでインターミッション。ここまで1部2部と合わせてあっという間の約80分。充実の演奏。指揮者が非常に雄弁でみんな一体化している。
休憩の後は3部、これは30分に満たない短いもの。アダムとエヴァの完結編。ソリストの活躍が多くて聴きごたえあります。テクストを見ながら聴くよりはやっぱり字幕があるとさらに良かったですね。
ハイドンの大きな音楽、ややドライに鳴り渡る曲。肌にしっとりと貼りつくような感じではなく突き放した高貴さを感じる天地創造、物語を客観的に語るには向いているようでもある。
指揮者の鈴木さんも会心の出来と感じたようで大満足の様子。スミトリの騒がない聴衆たちによる拍手が5分以上続きました。いい演奏会ありがとうございました。
おわり